ベルギー戦

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惜しかった

私は
遡ること約25年前
あの「ドーハの悲劇」を
リアルタイムで観た世代でありますが

ベルギーの3点目は
サッカーのお手本のような展開で
あまりにも美しく点を取られた…

今の若い世代の人には
おそらく「ドーハの悲劇」と
同様のインパクトが残ったことでしょう

 

ひょっとしたら
「勝てたかもしれない」

試合の後半
原口選手のシュートが決まり
続いて乾選手のシュートが決まる

勝手な想像ですが
日本代表のゲームプランには
2点リードした場合のシュミレーションは
用意していなかったのではないでしょうか

2点をリードしたがために
気負いと迷いが生じ
「逆に焦り始めた」

そんな風に見えました

たらればの話ですが
1点取ったあと
「引き分けを狙いPK戦に持ち込む」

強い交代要員を持っていたベルギーなので
一概には言えないところですが
これが
一番現実的だったのでしょう

 

それにしても

今回のW杯
日本国民の多くが
「点を取り合う興奮」を味わい
「ジャイアントキリングの快感 」を味わい
「負けを選択するするという戦術」を味わい…

たった4試合
1勝しか出来なかったとはいえ
貴重で珍しい数々の経験をできたことは
日本のサッカーにとって
とてもいいことだったでしょう

 

ただし
一番の問題は
「体力」はついてきたけど
「体格」の差は埋まらない

「俊敏さが売り」の日本人として
限界を感じたのも今回のW杯でした

バレーもバスケットも野球も
「大きな子」を発掘するのに
躍起になっているかと思いますが

メジャーリーグで活躍の
大谷選手 ダルビッシュ選手 田中選手等
たしか身長は190センチ超で
運動神経も優れている

思わず彼らが
「サッカー日本代表に居たならば…」

そんなことさえも思わずにいられませんでした

対戦相手のベルギーは
総人口1100万人

日本でいえば
東京都の人口より少ないぐらい?

それでも
あれだけのメンバーを揃えることが出来る

ここのところの
「差」をつめる必要があります

 

そのためには
「Jリーグ」の果たす役割がいかに重要なのか

サッカーを「文化」として
底辺を拡げていきながら
成長していく必要があるように思われます

取り急ぎ
W杯の日本代表戦の時に湧いてくる
渋谷のスクランブル交差点や
大阪心斎橋に集まる人たちを含め

「Jリーグのスタジアムに足を運ぶ」

まずは
そのあたりから始めないと
ベスト8に届かないでしょう

今回の日本代表
「おっさんジャパン」と
揶揄されていましたが「落ち着きジャパン?」

ヨーロッパを中心とした
海外のリーグでの活躍と経験のおかげで
「力を出し切れた」

負けた原因は
あくまでも
サッカーの「歴史」と「文化」の差です

本当におつかれさまでした

 

正直なところ
ベスト8に行くには
次のW杯では間に合わないでしょう

なにはともあれ

「日本代表よく頑張りました」
「本当に素晴らしいです」

あの重鎮から
これらの褒め称えたフレーズを聞きたいです

そうです
あの辛口批評で有名な
サッカー解説者のセルジオ越後さん
いつのまにかお年を召されたようです

お元気な間に
何とかお願いしたいと思います

ということで…

ではまた…