淡々と坦々と
県外に出ると
「ラーメン」にも
いろいろ「文化」があるようで…
真黒なスープ
見た目よりは
辛くはありませんでしたが
慣れていないせいか
ちょっと楽しめませんでした
そうは言っても
さすが京都の誇る有名店
「新福菜館 本店」
とりあえず
さて
「ラーメン」といえば
「2016年の大晦日に本当に終わった…」
今年最後の外食と
「浜村温泉 カーポート」
あっけなく
そして「たんたん」と…
今の時代
袋入り生麺タイプのラーメンが進化し
「ラーメン業」の立ち位置が
難しいと言われる中で
約40年もの間
頑張って来られました
世の中
いろいろなラーメンも登場し
化学調味料でマスクされたスープも
いろいろあり
時代とともに味覚も変わり…
今だから
お許しいただきたいのですが
50歳を前にして
「特別に美味しくてたまらない…」
というほどのモノでは
無くなってきておりました
ただ
迎えた最終日
店外にあふれる行列のお客様のほとんどが
それぞれの「思い出」を抱えた
ラーメンだったのでしょう
聞きつけて
帰省を兼ねて
県外ナンバーの車も多数並んでおりました
まさに
私もそのとおりで
中学生の頃
何度か問題を起こすたびに
何故か学校に呼び出しされるのは
当時ほとんど会話の無かった父親
母親の前では
怒りづらい内容の問題だったので
家では話せない…
そんな時は
いつも「カーポート」
日本海を望む
毎回同じ窓際の席で
「みそラーメン二つと餃子」
私のラーメンどんぶりに
少し麺を移動させながら
「学校から聞いた 少し考えろ…」
その一言以外は
特に話さず「淡々」と食べて
車で仕事に戻っていく…
そんな亡くなった父親の姿を思い出します
それにしても
この「カーポート」さん
約40年近く
三連休したことがなかった?とのこと
本当にお疲れさまでした
話は変わって
「淡々」といえば
「坦々」は間違いではないのか?
今年
けっこう気になりましたが
「坦々」を使っていらっしゃる方が多く
「坦々麺」から来る
予測変換の入力ミスと思っておりましたが…
聞けば
どちらも間違いでは無いそうで…
「坦々」の「坦」は「平坦」の「坦」
「坦々」は平坦であるということ?
一方「淡々」は
淡くぼんやりしている様子?を
意味しているとのこと
では
「たんたんとした道」といえば
「平らな道」=「坦々」でこちらが正解
「ぼんやりとした道」というのは
おかしい表現になるので
この場合「淡々」は無い
一方
「たんたんとした思い」といえば
「淡々」を使えばいい?
まとめるなら
物理的に表現したい時は、「坦々」
抽象的に表現したい時は、「淡々」
まあ
どうでもいい話でしたが…
今年一年
各方面のみなさんに
ご迷惑をおかけしながら
本当にお世話になりました
そんな中で
今年
私に初めてお会いした方は
きっと思われたことでしょう
「くどい…」
ということで
来年はイメージチェンジを図るべく
キーワードは「たんたんと…」
「平坦な道を踏み固めるように
機械的に進んで行く【坦々】なのか!」
はたまた
「淡く包み込むイメージでぼんやり行く
【淡々】なのか…」
どちらの【たんたん】になるのか
まだ決まっておりませんが
2017年もよろしくお願いします
ということで