二見浦の夫婦岩

2018年1月21日

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今日は
旅の日記としてその①

京都の病院に居ながら
「伊勢神宮」に参拝へ
ここ13年連続で
年末に「お礼参り」をしています

例年と違って
今年は
一度訪ねてみたかった
【二見浦の夫婦岩】にも
「浜参宮」したい…

本来
「二見浦で禊(みそぎ)を行ってから
伊勢神宮の外宮内宮とお参りするのが正しい」

という古代からの習わしもありまして…

その前に
ある噂を確かめるべく寄ったのが

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この写真「赤福」ではなく
「御福餅」と言います

「赤福」は
日本人ならよく知っている
日本を代表する「お土産」ですが…

一方の「御福餅」は
まがいもの的に言われやすいそうですが…

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若い女性やベテランが混ざり
「家内制手工業」による
手作り感いっぱいの光景は
とても
まがいものには見えません

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その昔
「御福餅」の方が「本家?」だったとか…

味としては
甘さ控えめなアンコと
柔らかな餅の食感は
たしかに「赤福」より好みかも…

噂は本当でした

【二見浦の夫婦岩】に行ったら「御福餅」

是非一度…

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さて
参道に繋がるJR参宮線
「二見浦駅」を降りて
歩くこと約15分

ちなみに
この駅舎は
【夫婦岩】を意識?したデザインとのこと

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この「二見興玉神社」の主祭神は
猿田彦大御神(さるたひこのおおかみ)と
宇迦御魂大神(うがのみたまのおおかみ)

猿田彦大御神はみちひらき(おみちびき)
の神様と言われ
事を始めるときに力になってくれる神様とのこと

一方の宇迦御魂大神は
伊勢神宮外宮の豊受大御神の
別名と言われております

やはり
冒頭の習わしのように
「伊勢神宮」に参拝する前に
セットで訪れる方が多いようで…

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三重県では
伊勢神宮の次に参拝客が多い神社らしく

また
この神社に参拝すると夫婦和合
縁結び 浄化などのご利益があるとされます

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その【夫婦岩】に行くまでには
「蛙」の置物?がいたるところにあり…

私の目的のひとつの「蘇る」他
「無事帰る」「貸したものが返る」
「若返る」などの縁起があるそうです

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この【夫婦岩】
5~7月は夫婦岩の間から
日の出を見ることができるそうです

ちなみに
秋~冬にかけては
夫婦岩の間から綺麗な
「満月」を見ることができるそうです

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【夫婦岩】は
沖合700mの海中に鎮まる
「興玉神石の皇居」だとか…

鳥居の役割も持つ
男岩と女岩を結ぶ大注連縄は
「結界の縄」と称され…

大注連縄の向かう常世の神が
太平洋の彼方から寄り付く聖なる場所

手前側が
俗世という隔りを持って
張られているとのこと

この【夫婦岩】
男岩の高さ9m女岩の高さ4m

【夫婦岩】を結ぶ大注連縄は
1本の長さ35mで
男岩に16m女岩に10mほど張られ
その間は9m

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さびれて
人もまばらな参道の帰りに寄った
おみやげやさんのご主人曰く

「水族館で有名な鳥羽と
サミットが開催された賢島の方に
近鉄電車が開通して以来
一気に取り残された…」

この後に参拝した伊勢神宮周辺が
大混雑だったことを考えたら
かなり深刻な状況に感じました

高度成長期がピークだった?のは
我が「浜村温泉」と
同じような時代背景があるようでして…

そんなこんなで
けっこう親近感もあって
なかなかイイ感じの所でした

そういえば
この【二見浦の夫婦岩】

思っていた
「夫婦円満」のメッカのような
イメージでは無かったのが意外でした

ただ
なんとなくボンヤリ見てると
この二つの岩の距離が
男女の適正な間隔なんだ…とか

この二つの岩が
男女の体格差を
お互いどのようにカバーするか…とか
男の心の大きさが
もっと大きくあるべきだ…とか

「こういう風にバランスをとりなさい…」
と教えてくれているようにも見えます

ひょっとしたら古代の人も
同じく戒めのように思っていたとか?

ということで
その②に続きます

ではまた…

旅行

Posted by 中田啓介