月亭可朝

スポンサーリンク

 

とある日のこと
あいにくのお天気でしたが

接待で車の移動中に
「国民休暇村 蒜山高原」へ

目の前に「蒜山三座」があります

周辺の宿泊施設を悩ますコストパフォーマンス
人気のある宿泊施設として有名ですが

今回は「日帰り入浴」のみ

ラドンの湯らしいです

晴れていれば眺めは最高

サウナもあります

風呂上がりの「蒜山ジャージー牛乳」

「傾けてもこぼれない!」
乳脂肪分が濃くて強い膜を張っています

お風呂も牛乳もおすすめです

是非一度…

 

そんな風呂上がりに
ロビーでお客様と会話しましたが

落語を聞いていると
性蔑視がヒドイのに
会場はウケまくっている…

会場の観客の層によっては
セクハラも差別も許されるんだよな…

そんな会話で牛乳を飲んでいた時
先日80歳で亡くなった
「月亭可朝」さんの話題になりました

ちなみに
チョビひげ メガネ カンカン帽の風貌で
「嘆きのボイン」
という歌で一世風靡しましたが

その歌は冒頭から
「ボインはぁ〜
赤ちゃんが吸うためにあるんやでぇ〜
お父ちゃんのもんとちがうのんやでぇ〜」

子供ながらに衝撃を受けたものです

「これがほんまの ちち帰るやおまへんか〜
こらほんまやでぇ〜」

歌の最後に感動をもたらしたものでした

「おおっきいのんがボインなら
ちっちゃいのんはコインやで
もっとちっちゃいのんはナインやで」

この部分もよく覚えています

当時ボインという言葉が
おそらく全国津々浦々に拡まった瞬間でしょう

「お母さんのオッパイは赤ちゃんのもの」
「それが父親のためにあるのではない」

子供ながらに
授乳の役割を持ったものであると同時に
性的器官も兼ねていることを理解する…

もちろん
今の時代なら当然のごとく放送禁止でしょう…

現在
財務省の事務次官のセクハラ問題で
国会が紛糾していますが…

その昔
男は男で学歴や派閥で出世していき
女性は女性で
女の武器で社会に食い込んでいく…

それらに何の不都合もなかった時代で
女の武器で女性記者がスクープしたら
「アッパレ!」

だったのに…

今回
女性記者が近づき油断させ「セクハラだ!」
そのやりとりの音声を
暴露したものが「スクープ?」

そもそも
女性記者と財務省の事務次官が
「酒飲んで1対1」

ああいう会話をしないと
「スクープにならない?」

いまどきそんな仕事をさせるのか?

結局
あんな会話までして取った情報なのに
たいした価値がなかった…

女性記者は辛かったでしょうが
それを仕向けた上司や会社は
パワハラに問われることはないのでしょうか?

政治もマスコミも大局が見えない中で
女性記者が気の毒でなりません

 

それに比べて
テレビの公衆の面前で

「ボインはぁ〜」

まさに
「大衆演芸」と「セクハラ」が
紙一重で共存共栄していた…

「昭和」とは
何でもありのイイ時代だったものです

「月亭可朝」さん
本当におつかれさまでした

ということで…

ではまた…