潰せ!

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国道9号線を
鳥取県を越えて兵庫県に入り
山中に現れます


大きな看板は出ていませんが

その昔 民宿だったとか?

手入れの行き届いた庭と雄大な山並みを眺め

今では手に入りづらい欅を多用した古民家

「窯焼きピザ」を楽しめます

自家製オーガニックジンジャーエールの
ピリピリした喉ごしが気持ちいい

シチリアーナ
意外なほどサッパリとしています

「不自然なモノを潰してくれる?」
と言うより「肩の力が抜けている」

ピザはもちろん
各種ドリンクが充実

JINEN AN 〜山村の石窯ピッツェリア〜

是非一度…

 

「不自然なモノを潰してくれる?」
と言えば

今までの人生で
よく耳にしてきた言葉です

「潰せ!」

レギュラーにはなれませんでしたが
長くバスケットボールをやっている間
普通に会話の中で登場していました

先日
髪を切ってもらった理容室の店主は
元バレーボールのプレイヤーですが

「狙え!」

執拗にエースをブロックしたり
サーブを集中して狙ったり…

某金融機関の担当者は
サッカーを大学までやっていたそうですが

「削れ!」

言葉は違うものの
相手のエースに激しくぶつかったり…

もちろん
スポーツの中では
一定の安全性が担保されたうえでの話ですが
その安全性の崩壊は
スポーツの崩壊を意味するものであります

 

今回の日大アメフト部のタックル事件

コーチ「ケガをさせるつもりでいけ!」
選手「はい」
コーチ「本当にケガさせたのか…」

若い世代のみなさんへ
今回の件は
身近に起こりうると思った方がいいですよ

サラリーマン時代
こんな話ばかりだった記憶があります

もし
会社で上司に理不尽な事を指示されたなら
絶対に断りましょう

「会社のためだから…」
「何があっても会社が守るからな…」

ほとんど「嘘」です

もし
本当に指示に従ったことで
犯罪行為に抵触するような事になったならば
会社を守るためにスケープゴートされる…

これは
見慣れた日本の光景であります

犯罪行為に抵触したならば
未来はありませんが
会社の理不尽な指示さえ断れば
とりあえず未来は続いて行きますから…

今回の日大アメフト選手本人の
記者会見を見る限りでは
日大側の一連の対応より
はるかにまともでありました

本人の責任は
けっして無いわけではありませんが
人前で
顔も名前も晒したことは立派かもしれません

ただ
語弊はありますが
コーチの指示があまりにもブラックすぎて
きっとパニック状態だったのを差し引いても
もっとタックルを上手くやる必要があったはず

さらに
事前に弁護士?の予習をしっかりと受けて
記者会見をしている姿に
少し違和感を感じます

もし
自分の息子が彼のような立場だったならば
たとえ退部することになっても
監督やコーチの指示に従わない選択をできる…
倫理に反することは絶対やらない…
そういう人間に育って欲しいものであります

 

それにしても

相手の意志を尊重すること無く
選択肢を奪う方向に仕向ける人からは
とにかく離れておく…

逆に言えば
自分が他の選択肢を確保できるように
いつ何時でも自分を高めておく…

改めて教訓になりました

一方で
恐ろしいのは
他の選択肢を奪ってしまえば
主従関係で強制支配も可能になる…

きっと
ブラック企業の採用担当は呟いているでしょう

今回の
日大アメフト部のタックルをした選手を見て

「ああいう人材がウチに欲しい」

利益にならないような
下手な正義感を持った奴よりも
会社のためなら
鉄砲玉のように突撃してくれる奴が…

まあ
アメフトだけに
そんなブラック企業に
「スーパーキャッチ」されて
採用されない事を願いたい…

「アメフト日大フェニックス」
フェニックスとは「不死鳥」
廃部とならないよう願いたい…

けっしてアメフトが
野蛮なスポーツでは無いということを
日本中の人が
勘違いしないことを願いたい

ということで…

ではまた…