パクリ

2018年1月21日

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本日
たった2時間ほどでしたが
大阪の友人と鳥取駅で会い
見送るときの
「おみやげ」コーナーでのこと

約半年に一度投稿しておりますが
「鳥取駅おみやげランキング」

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「和菓子部門」同じ顔ぶれ

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「洋菓子部門」同じ顔ぶれ

「おもろないな~」

他を探しながら
あえて写真は出せませんが
友人曰く
「全国どこでも同じになるわな」

あんこ 餅 クッキー まんじゅう…
素材やテーマが一緒なだけに
「絶対のオリジナルなんか作れへん」

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そんな中で
「オーッ」
友人はこれが気になったそうで

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そういえばコレ
「吉本興業」のお菓子
2年ほど前?
この友人にもらったおみやげです
北海道の「白い恋人」と
裁判に発展しましたが…

もう一昨年前になりましたか?
「五輪エンブレム」パクリ疑惑?

先日も大阪で
ナイキやアディダスなど有名ブランドの
ロゴマークをおもしろくアレンジした
いわゆる
「パロディーTシャツ」の摘発

「大阪の笑いの文化の一つ」
との主張ですが
「パロディ対商標権」
を問われています

もうひとつ似た話の
スイスの高級腕時計
「フランク・ミューラー」
対する「フランク三浦」
こちらは
「パロディ対ブランドイメージ?」

個人的には
「パロディ」は許してあげてもイイかな…
でも「パクリ」は許せないな…

そういえば
10年ぐらい前ですかね

ある新築希望のお客様
断りを入れてきた後に
当社がプランを作成して
渡した打ち合わせ図面で
「他社に建築された…」

腹が立ったものの
どうしようもなく…
間抜けな自分に腹が立ち…

その時思ったのは
「パクリ」=「真似」?
「パクリ」=「模倣」?

車のデザインでも
思うことがありましたが
中国がやれば「真似」
日本がやれば「模倣」

言葉の使い方で
随分と印象が変わりますが
「極めれば行きつく先は一緒なのか…」

世の中
ファッションも音楽も
似たようなものはいっぱいだし…

世の中のプロダクトデザインは
時代が進むにつれ
似てくるものだし…

プロダクトデザインを仕事にしている
この友人曰く
「かつて登場したことが無い」
「何にも絶対似ていない」

そういうものを創るのは
デザイナーとして仕事する側には
凄く難しいと…

デザイナーは
「自分の感性」と「依頼された問題解決」と
「時代の流れを読む」才能が求められる…

「パクリ」=「パロディ」
これが出来る奴は
一番能力が高い人間だと…

「パクリ」=「本気」
これをやったから
「五輪エンブレム」は問題になったと…

結局は「真のオリジナル?」
「そんなモノありえへんけどな…」

そんなこんなで
買ったおみやげは
この二点

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「かえって こんなんがエエ」

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「突っ込まれるのが楽しいやん…」

鳥取駅で友人と別れ
浜村駅に帰る車中で
ふと思い出しました

小学校の6年生の頃?
祖母が買ってきたウインドブレーカー

胸のロゴマークの刺繍
「adios」だったかな

要は「adidas」のパクリ

「恥ずかしくて着れるか!」

流れる車窓の雪景色を見ながら
浮かんできたのは
「adios」の
私が着なかったウインドブレーカーを
2シーズンの間
着ていた祖母でした

そんなことを思い出した
今年一番の寒波でありました

ということで

ではまた…