「匂う」と「臭う」

2018年1月21日

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「元気づけに行こうや」

いつも突然
事務所に来ては
晩ゴハンを誘ってくれる
3歳年上の52歳のオッサン

「つけ麺食おうで」

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「おごってやる」と言われ
券売機で食券を買ってもらい…

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「野菜大盛り無料」のため
店主に
「野菜とニンニクどうします?」
と聞かれ

「二杯同じで!」
「野菜 増し増し」
「ニンニク多め」

「グエッ」
つけ汁の中に
生ニンニクが大さじ2杯

「オイオイ…」

ただ
いつもはニンニクを入れませんが
月に一度は食べたくなる
ジャンクフードの極みです

「今を粋ろ 鳥取大学前店」

是非一度…

さて
「大盛り無料」といえば

「バブルが来るぞ」

この52歳「バブルを知る世代」

鳥取にUターンするまでの
大卒後の20代
大阪でサラリーマンをしていたらしく

「あの頃は
自分のお金でメシ食ったことがなかった」

誇らしげに語ります

要は「朝から晩まで接待を受けていた…」
そんな世界があったそうです

食べながら
「バブルを演出したのは銀行…」

「大盛り無料の店が増えるのは
売上高至上主義への流れ…」

「利益率より総売上重視」
「銀行はそっちを審査するはず…」

たしかに
「バブルの後始末世代」の私も
似たような考えがなきにしもあらず…

「担保評価」より「事業性?」
を謳い始めた銀行

「とりあえず貸し付けないと負ける…」
「結局はどこかが貸すことになる…」

銀行間の競争も激しさを増しており
すでに都会では
「貸し出し熱が上っている」

東京でサラリーマン当時の
私の同僚も語っておりました

食事後
知らないスナックに連れていかれ

カラオケの画面に
「細川たかしの北酒場」

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奇しくも映像に出てくるお姉さん
「真っ黒なボディコンにワンレン」

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しかも
「古めのレーザーディスク?のカラオケ機器」

まさにバブル時代のなごり…

52歳のオッサン曰く
「俺ら物欲世代が主流の時代だから
このまま我慢出来るわけねえよ…」

「プンプン匂わねえか?」

たしかに
ここのところの投稿でも書きましたが
「匂う…」

「乗り遅れたらバブルを味わえないぞ!」

そんな話をツマミにダラダラと…

最終列車に「湖山駅」で飛び乗ると
我々二人の回りの乗客が
何故か
そそくさと離れていきます

「臭うのかな?」

翌朝
銀行窓口に行くと仲のイイ行員さん

「今日は休んだ方がイイですよ」

「?」

「恐ろしく臭いですよ…」

昨日からいかに臭かったのか
そこで気づきまして…

やはりバブル世代は品がないのか…

それにしても
「匂う」と「臭う」

使い分けすると
「不快なもの?好ましく無いもの」=「臭う」

一方
「匂う」=「好意的にとらえるもの」

ならば
この「匂い」は敏感に気づかないと…

来週の
「トランプ大統領就任式」が終わったら
いよいよ「バブルの匂い」がしてくるはず…

ということで

ではまた…