クサビ

2018年3月15日

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ブックカフェ ホンバコ」が
3月11日に惜しまれながら閉店しました
https://honbako-tottori.com/

いろんな人間を巻き込んで

とにかく鳥取に「強力なクサビを打った

ちなみに「クサビ」とは
私の本業の一つでもある建築業の言葉で
「楔」と書く道具の一種ですが

木の継ぎ目や割れ目に打ち込んで
物と物のつなぎ目が離れないようにする
そういった役割を持つ木片のことでもあります

遡ること
鳥取市第一回「リノベーションスクール」
http://www.city.tottori.lg.jp/www/contents/1406885565647/index.html

そこに
彗星のごとく現れた店主の「岡田良寛」さん

伝説のプレゼンとなった
「僕がやります!」

その一言からスタートした
文化を発信し人を繋ぐ」役割を担ったカフェ

まさに「クサビ」のようなお店でした


面白い本が並べてあり

ケーキを食べながらパソコン作業できたり

バリエーションが多かった食事メニュー

2階で映画を観ることもありました

ここで
数々の人間に出会い

私自身も生きるためのヒントを
授かった場所でもあります

 

ちなみに
この店主の「岡田良寛」さん

アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」に例えたら
主人公のシンジ君のような

セレクトチルドレン?

さらには
自分だけじゃなく
周りも幸せにするために生まれてきた男

おおげさではなく
そう感じていた人間は間違いなく多いはず…

 

それにしても

飲食業は厳しいと言われる昨今で
事情を知らない大人たちは

「彼は負けて逃げた」とか…

そんな言葉で総括する人も
中には居るかもしれません

 

いろいろ経験して大人の迷いを知った

あえて言うなら そんな感じなのでしょうか?

ただ閉店と言っても
追い込まれて
どうにもならず閉店したわけではなく

気持ちの中に
余力を残して休憩に入った

それぐらいのことだと思っています

 

もちろん労ってあげたいところですが
よくやった感」は危険であります

あくまでも
今後「プロブロガー?」だけではなく

次 何やんの?

周りは言い続けていく必要があります

 

もう一度人と強く関わろう

そう思った時こそ
彼が本物の「セレクトチルドレン」に
なりうる瞬間なのでしょう

私は
彼がこの先も
そういう人物だと思っている…

 

ということで

ではまた…