パーリー建築

2018年1月21日

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我が「浜村温泉」に現れて
この美味しい鍋を作った山際君

所有する県外ナンバーの車の中から
常備している味噌や昆布やゴマが出てきて…

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安く 手早く ストーブで調理します

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髪を切るのは久しぶりだそうで
浜村温泉 美容室「個星」で
さっぱりすると別人に…

彼の社会的な属性は
いわゆる「ニート」

この山際君
鳥取県の林業研修なるものを受講…
「森が好き 山が好き 農地が好き」

「人間の原始的な営みが好き?」

かなり偏差値の高い学歴もあり
学術的な話しに
こちらはついて行けず…

アルバイトをしてもらいながら
乗せてもらった車のBGMに
ボブ・ディランの
「ライク・ア・ローリングストーン」

歌詞の一部ですが

how does it feel?
(どう感じる?)

To be without a home
(家がないっていうのは)

Like a complete unknown
(完全に無名っていうのは)

like a rolling stone
(転がる石のように…)

彼のイメージは
この歌詞のように

素敵なモノやコトを感じながら
「水戸黄門」の如く
「気持ちいい世直し」をするように
無名のようで実は有名
全国を転々とする「スーパーニート」

よく言われる
「ニート」のイメージはありません

【日本各地の空き家を
地元住民と一緒にリノベーションを行い
家を自分で改修・メンテをしながら
暮らして行く…という
生活スタイルを提案していく!】

【パーリー建築】の一員であります

ちなみに「パーリー」とは
若者用語の「パーティー」のこと

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彼らが
巻頭に出てくる新刊の中では
「ローカルヒーロー」と謳われています

彼らの活動のツボは
リフォームなんていう次元ではなく

直近では
新潟県や宮城県の限界集落で
古民家を自分たちの手で楽しく改修…

そうすることで家と地域に愛着が湧く…

こういう活動が
「日本全国の深刻な空き家問題の
解決の一助となると考える」とのこと

建物が完成する前から
沢山の人に関わってもらい…

可能な限り持ち主が
自分の手で作り上げることで
日々メンテナンスが出来る事

「この要素こそが
地方で持続的な場や
豊かな生活を実現するための建築手法」だと…

壮大なテーマを掲げますが
けっしてハッタリではなく

活動のスタートは
「給料無しでいいので
改装費用の代わりに寝泊まりさせてください」
「食事もお願いします」と施主に交渉

さらには
「どうせ寝泊まりするなら
誰かを呼んで毎日パーティーしよう!」

以来
想像以上に
たくさんの人が現場に訪れてくれるようになった…

現場や周辺のスペースを利用して
画家による展示イベントや
音楽イベントなどを次々開催

そこに地域の人も集まってきて
新たな人々のつながりを生んできた…

「そういう環境が
とても素敵で
日本全国でさらに増やしていこう」と…

ただ
地方への移住者にとってみれば
大きな障壁があるのもたしかで

「都市圏での生活とは異なり
地元の地域コミュニティとの
関わりがなくては成り立たない…」

ならば
「建築をしながら
リノベーション作業を通じて
地域の行事やイベントの企画にも
積極的に参加する事を大切にしよう…」

そして
「自分たちと
異なる世代や背景を持つ人たちと
積極的に関わりを持ちながら
楽しく生活している様子を発信していく…」

そうすれば
「多くの若い世代の人たちに
本気で地方の可能性を
考えてもらえるようになるのでは?」
とのこと

一方で
この素晴らしいテーマの裏側では

携帯電話代は月2000円?
現金はほとんど持たず?
寝るところは何処でもよく?
連絡はWiFiのある場所以外はとりづらく…

一歩間違えば「ヒッピー」なのか…?

そんなこんなで話の最後に

「前向きなニートが全国から鳥取へ
面白いニートを集めるんですよ!」

まもなく
明るく たくましく 爽やかな「ニート」たちが
この鳥取の地で
しばらく活動するかもしれません

彼らのことは
奥が深く簡単に紹介しきれませんが…

また
追って報告したいと思います

ということで

ではまた…
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