試合に負けて勝負に勝つ

2018年1月21日

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暮れの治療の痛みも抜けて
伊勢神宮の新しい「お札」をお供えして

自宅はテレビがないので
事務所で各種スポーツ中継を見ながら

新年一発目の食事

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「わさび丼」

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年末にいただきました
「西河商店」の「天然わさび」を
すりおろして載せ
軽く醤油をまわすだけ

「ツンとくる辛さと
そのあとに来る
ほのかな甘さと…」

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もったいなくて
少しづつ使っていましたが
おかげさまで
体に「キレ」が戻ったようです

山口ご夫妻様ごちそうさまでした

今年もよろしくお願いします

さて
「キレ」といえば
まず上位進出の期待の高い
高校サッカー「鳥取県代表 米子北」

キレキレの動きで
佐野日大を終始圧倒しながら
まさかのオウンゴール負け

「試合に負けて勝負に勝った…」

新年早々「勝負の厳しさ」を見たようです

「勝負の厳しさ」といえば
「箱根駅伝」

「強すぎた」青学大「勝負になりませんでした」

ただ
青学大の総合タイムは11時間4分台
前回の優勝タイムは10時間53分台
前々回の優勝タイム10時間49分台

タイム的にはレベルが低いので
他大学が弱すぎたのかもしれません

中継の声を聴いていたかぎりでは
実況のアナウンサーも
トピックやネタが無く苦労していたようで

レースも単調で
アクシデントやトラブルもなく
ドラマチックなことが起きることなく
最終10区へ

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最後の10区だけ
テレビ画面を見ていたら
オープン参加の関東学連選抜
10区を任された東京国際大学の照井君

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出場できなかった
母校の関係者を鼓舞するかのように
母校のユニホームの胸の学校名を
グッと持ち上げながらゴール!

見ていて「鳥肌がたちました」

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なんと「区間賞」を超えるタイムです

今年の「箱根駅伝」で唯一
感動しましたが
幻の区間賞?

オープン参加のため
「参考記録にしかならない…」

可哀そうなんて声もありましたが
意外と照井君喜んでいるのではないでしょうか

「試合に負けて勝負に勝った…」
かえって伝説になっていくことでしょう

逆に「区間賞」を取った順天堂大の選手
複雑な気持ちで
気の毒にさえも思います

これまた
新年早々「勝負の厳しさ」を見たようです

それにしても
青学大
毎年選手を育てて送り出す中で
三年連続優勝は素晴らしいです

以下
原監督の言葉です

「支配型の指導法では長期的な発展性はない
自分は1年生にも意見を言わせる
「ハイッ」と指示を待つだけの学生はいらない
選手が自分の言葉を持ち自主的に考え
行動できるような指導を心掛けている」

「今の学生はゆとり世代といわれるが
理屈を教えれば理解して自ら進んで向上する」

「今回の結果も組織が
成熟してきた結果だと思っている…」

【圧倒的な存在感のある厳しい指導者がいると強い】

と言われた学生スポーツ界も
様変わりしているようで
しばらくは青学大の時代が続く予感がする
今年の「箱根駅伝」でした

ただ
気になるのは
これだけ人気が出ると
この「箱根駅伝」が「選手のピーク」に
なっているような感じがしてなりません

あくまでも
「箱根は通過点」
「世界を目指して」

この「箱根駅伝」で燃え尽きることがないよう
2020年東京五輪を迎えてほしいですね

いずれにしても
この青学大の原監督の組織論 指導論は
経営者的に非常に参考になります

まさに
冒頭のワサビのように
「ツンとくる辛さと
そのあとに来るほのかな甘さと…」

会社の運営も
そんなイメージならば上手く出来そうです…

そういえば
「紅白歌合戦は紅組勝利」

どうでもいいや…

ではまた…

会社

Posted by 中田啓介