廃線処理?

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新聞に写ってしまいましたが…

それにしてもインパクトがありました


倉吉市地域おこし協力隊の上所さんに
お誘いいただき参加させていただきました

何度か歩いていましたが
この時期に歩くのは初めて

出発点の駅のホーム

駅名表示のフォントが優しい

線路に覆いかぶさる樹木
廃線となり約33年経過しました

この絵に吸い込まれます

今回はここに特設テーブル

ノンアルコールワインがリッチです

こんな乾杯の光景もありました

天使が舞い降りてくるような
日差しを浴びながら会食スタート

ローマ風トリッパとベッカフィーチョ
このトリッパが大好物です

ビーツのニョッキ
境港サーモンのクリームソース

タンすじのボッリートと
豚の低温調理とカブの付け合せ

おそらく鳥取最強の料理かも

特産の関金ワサビもアクセントに登場

イワナの卵と粒の麦の初夏のサラダ

憎い演出のデザート

さすがにイタリア在住12年
上所俊樹さんの料理は別格でした

そして
料理の余韻も冷めぬまま
次のイベント会場へ廃線跡を歩きます


山守トンネル
現在は厳重に管理されておりますが

この日はヘルメット着用で中に入ります

トンネルの中はひんやり

そこにギターがっ!
倉吉市在住のギタリスト
中村好伸さんの演奏が行われました

そしてトンネル内に映像が流れ始めます

倉吉市出身の映像作家
波田野州平さんの映像上映が始まります

映りが悪いですが
国鉄時代の懐かしい風景が流れます

廃墟のトンネルと音楽と映像の組み合わせ
「本物」のイベントを観たようです

※ちなみに動画はこちらで

テレビインタビューを受ける上所さん

見事な「廃線処理」でした

この先も
鳥取県中部を面白くしてくれそうです

 

それにしても

「廃線跡」

切ないのにそそられます

鳥取県中部の倉吉駅から関金町の山守駅まで
全長わずか20kmほどの支線でしたが
1985年の国鉄再建の流れで
全線廃止となった旧国鉄倉吉線の跡になります

終点山守駅と泰久寺駅の間にある
トンネルの中でのこの企画

「アートの真髄!」

廃線の上をトレッキングして
森の空気を味わい
ひんやりとしたトンネルの中で
幻想的な世界を堪能する…

鳥取がやらなきゃならないのは
こんなイベントではないでしょうか

 

そんなこんなで
倉吉市で計画が動き始めた「鳥取美術館」

文化事業が社会に及ぼす意味を
どのように表現するのか?

これがきっかけとなり
少しザワザワしそうな予感がしてきます

大人の「つまらない根回し」で
「鳥取美術館」が
けっして「敗戦処理」とならないことを
祈りたいと思います

ということで…

ではまた…