伯備線
契約で岡山県の新見市と高梁市の
境目あたりに行くことになりまして…
車は先日のフロントガラスの破損で使えず
ならば「汽車」で行くか…
「待てよ 汽車ではなく電車に乗れる…」
「人生４８年で 初めての伯備線」
「しかも初めての特急スーパーやくもで行ける…」
｢伯備線｣とは
鳥取県の西部にあります｢伯耆大山駅｣と
岡山県の｢倉敷駅｣をつなぎ
県内では珍しく｢電化｣している鉄道路線であります
｢米子駅｣で
まさに｢電化｣の証
｢パンタグラフ｣を見ると興奮してきます
さらに
もうひとつの昂ぶりポイントがありまして…
今まで伯耆町より南側に行ったことがなく
｢日野町 日南町を初めて通過することになる…」
鳥取県狭しと言えど「未開の地」
出発前から興奮が治まりません
ちなみに
「汽車」 「何それ？」
東京に出た頃 よく笑われたものでした
都会は「電車」と普通に言いますが…
鳥取だと
「終電」と言う言葉にピンと来る方は
そう多くはないはず…
「電車通学」と言う言葉に憧れていた高校生時代
伯備線沿線の高校生だけが
「県内で唯一 電車通学していたのか…」
なにはさておき
鉄道好きの自分にとって
鳥取県内で「電車に乗れる…」
「なんて素晴らしい日だ」
高架化してない「米子駅」
駅舎に味があり素敵です
鳥取駅で言えば
「砂丘そば？」のような存在か…
とりあえず
ホームで｢立ち食い｣
ついに乗るのだ
「スーパーやくも」
車内で食べるのは
ふろしきまんじゅう
「電車」は「大山」を左に見ながら南下し
さすがに｢電車｣であるだけに
ディーゼルのエンジン音がなく静かです
そして
ついに来た「未開の地」
その昔あった｢根雨高校｣
今は合併して｢日野高校｣になったそうです
｢国道１８１号線｣と｢日野川｣と線路が交錯しながら
更に南へ進みます
ちなみに
道路標識の案内で
鳥取県には広島県との県境もあるということを
今更ながら再認識したりして…
｢伯備線内で最も標高の高い上石見駅でございます
この先のトンネルを出ると分水嶺となっております…｣
と車内のアナウンスが流れると…
確かに川の流れる方向が変わり
ここから
この水は｢日本海｣ではなく
｢瀬戸内海｣に流れて行くのか…
まさに｢人生どこに流されるのか…｣
そんなことを考えつつ…
｢映画 八つ墓村｣のロケ地が近くにある…
なんて話を車内で聞きながら
目的地｢備中高梁駅｣に到着しました
おかげさまで
高いテンションのおかげで仕事もうまくいきまして
いい一日となりました
そういえば
鉄道に関して
先日も県内で大きなニュースがありました
やっと
「自動改札機｣が導入されることになったそうです
ただ
相変わらず鳥取県東部地区の鉄道は
｢電化｣されることなくディーゼルの列車で
しかも「単線」…
｢電化｣や｢複線化｣に代表される近代化が
遅れているのを嘆くのか…
いえいえ
貴重な｢鉄道遺産｣とでも言うのか…
どちらにしても
｢鉄道ヲタク｣の方にとっては
素晴らしいモノであるはずです
鳥取に来て｢ローカル線の旅｣を
ゆっくりと楽しんでみませんか？
是非お待ちしております
ではまた…
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