出雲大社の世界観
いきなりですが
「いきなりステーキ」
2013年
東京にオープンし急成長
全国100店舗を超え出雲市のイオンに登場
女性が半分以上の大行列になっていました
お好みのグラム数でカットしてくれて
焼き方は基本的にレア
｢いきなりステーキ」の原価率は
業界内でも高いと言われ
｢カジュアル｣な感じのスタイルで
お客様の回転率の高さで運営…
人件費抑制のため
ベテランの料理経験者を
短時間勤務で多用し
人件費を抑えているらしい
初めての利用でしたが
プリペイド機能があるカードを渡され
徹底したデータ収集で顧客管理を図るようです
アメリカ産の柔らかい肉でしたが
「世界観」が違いすぎる…
ということで
とりあえず…
さて
「世界観」が違うといえば…
同じ｢神様｣でも
先日の｢伊勢神宮」と比べて
※
※
ちょっと違う｢世界観｣の【出雲大社】
時間が無く駆け足となりましたが
｢平成の大遷宮｣以来の参拝となりました
｢ポケモンGO禁止｣
以前の参拝の時には無かった看板があります
説明するほどではありませんが
縁結びの神・福の神
日本最古の歴史書
といわれる「古事記」
その中に
創建が記されているほどの古社であります
【出雲大社】の御祭神は
大国主大神（おおくにぬしのおおかみ）
若く修行中だったころ
日本海の荒波の間から
幸魂奇魂（さきみたまくしみたま）
という魂が現れ
ご縁を結ぶ力を得られたとのこと
ただし
今回の目的はコレ
｢平成の大遷宮｣を記念して
６０年に一度しか手に入らない
お守りを受けることができます
この機を逃すと６０年後は死んでる…
このお守りが特別な理由とは
「平成の大遷宮」により
60年もの長きに渡り屋根を守り抜いた
ヒノキの皮を練り込んだ和紙で
御守を包んでいます
こちらには
「平成の大遷宮」の間
仮の住家とされていた拝殿があり
一般の神社の注連縄とは
逆向きなのが特徴です
ご本殿前の八足門（やつあしもん）
大国主大神（おおくにぬしのおおかみ）
祀られている本殿はこちら
拝礼は
手を合わせ自分の住所と名前と参拝の御礼
そして最後にお願いごとをします
｢伊勢神宮｣と違って
お願い可能なのです
拝殿で本殿に向かって参拝するだけで
終わってはいけません
実は
昔から出雲大社の参拝者は
本殿内の御神座は西向きになっているので
西から参拝します
さて
この【出雲大社】
｢伊勢神宮」とは拝殿に関しても
ちょっと違う｢世界観｣がありまして
参考記事はこちら
※http://hamamuraonsen.com/2017/01/01/395
※http://hamamuraonsen.com/2017/01/02/392
その昔
実存したと言われる「大神殿」の模型
【出雲大社】の本殿は
24メートルの高さを誇ります
古代には
その倍の48メートル…
と伝えられていました
当時の建築技術では
不可能と言われていましたが
2000年に八足門前で巨木が出土
それが丸太3本を束ねて
本殿を支える柱だったことが判明
壮大な神代の世界のなごりなのか…
確かに
ここに存在したことは想像に難くありません
もう少しロマンが欲しいので
学術調査の進行を期待したいところです
｢世界観｣が違うと言えば
この【出雲大社】
拝礼の仕方もちょっと違う…
神殿前に並んでいると
参拝者が｢間違いないの？｣と
ザワザワする原因がこれ
【二礼四拍手一礼】
初めて参拝する人は
とまどいがあるそうです
さらに
普段神社にお参りする時は
手を叩いた後に祈念する…
出雲大社の正式な作法では逆
先に祈念し後で手を叩く
幸魂奇魂守給幸給
さきみたま くしみたま
まもりたまひ さきはへたまへ
誠を尽くし常に唱えれば
現世の御加護のみならず
死後の世界でも
永遠の幸福を得られるとのことです
それにしても
冒頭の「いきなりステーキ」
ではありませんが
若い女性の参拝者が多く
「いきなり縁結び」を
お願いしてもイイのが【出雲大社】
ここ近年
かなり｢カジュアル｣な参拝者が多く
個人的には
いかがなものかと…
恋愛成就の「世界観」に
支配されているのも
もうちょっと考えられた方が…
と思いますが…
ということで
ではまた…
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