赤身肉ビジネス

2018年1月21日

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先日の大阪出張

不動産業と建築業の仕事に絡み
飲食店のプロデュースがあり

「肉を軸にしたメニュー構成をしたい」

との要望があり
仕方なく肉料理を
食べて研究することになりましたが…

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トンテキ

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ローストビーフ丼

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牛肉の寿司

他にもいろいろ食べましたが
研究のターゲットは輸入牛肉の赤身

そもそも
肉といえば

私が子供の頃
食卓に牛肉が出てくることは少なく

友達の家で食べるカレーに
牛肉が入っていると興奮したものでした

「日本人のお肉はごちそうです神話」
とでも言うのか

その感覚を上手く突いているようで…

現在の肉の地位は下がり
国産牛肉>魚>輸入牛肉>輸入牛肉の赤身

為替と肉の供給が安定している中で
比較的割安感もある…

輸入牛肉の赤身肉を上手く使うことが
都会の飲食店の収益構造の
軸になっているように感じました

あくまでも
料理の美味しさについては
個々の相性がありますが

残念ながら
ときめくほどの美味しさは
どれも感じることが出来ませんでした

タレの味の濃さや添加物?等の味が先立ち
肉本来の味がわかりにくくなっています

それでも話題となり行列店となり
飲食店の戦略的なものを探ってみると

①SNSを意識して「写真映えする」
立体感のある盛付けをする

②無理すれば届く
1000円チョイの価格設定

③輸入牛肉の赤身を
品のある調理で鮮やかな色合いをアピール

④店内のオペレーションに余裕を残し
店外に行列を作らせる

⑤関東、関西で話題を作ったら
名古屋、福岡、仙台、札幌、新潟等へ
店舗展開

⑥飽きられたら早めに撤退し
地方の大型ショッピングモールに
店舗展開

鳥取へ進出する頃にはブームは終了

とにかく
「赤身肉を上手く魅せれば商売になる」

そんなビジネスモデルに
なっているような気がします

ただ
高いテナント料と高い人件費で
ハイリスクハイリターン
しかも短期決戦

とても
「赤身肉ビジネス」は
鳥取向きでは無く
再考の必要があるようです

そんな中で
我が「浜村温泉」
いろいろな仕掛けが始まりました

味の無い輸入牛肉の赤身肉など頼らない
あっと驚く食材が登場する予定です

楽しみにしておいてください

ということで

ではまた…